高麗 巾着田にて曼珠沙華 吟行会
 
無月の会             平成十四年九月二十九日
					  巾着田にて

参加者 朱実・貴幸・真知子・昌子・幸江・研二
☆は特選

朱実
 絶え間なく水車は回る野路の秋			昌子・幸江
 コスモスの野を歩く人みな笑顔		  ☆昌子
 高麗の空山の向こうも鰯雲			昌子
 木々の間を埋めてゆく赤曼珠沙華	  ☆真知子
 馬肥ゆる鼻息荒く草は食んで			真知子

貴幸
 触れたれば蘂柔らかき曼珠沙華		幸江・真知子    (棘→蘂へ変更)
 馬の目に人人人と曼珠沙華			研二

真知子
 曼珠沙華赤の派閥が群れなして			朱実
 かわせみや川に飛び込み光散る			朱実・幸江

昌子
 コスモスや連山せまる田んぼ道			真知子・貴幸
 鰯雲尾をふりあげしばん馬かな			朱実
 秋彼岸それぞれ違う山の色			研二
 団子食う羅漢3つや曼珠沙華			研二


幸江
 曼珠沙華雲割る光降りにけり			研二・貴幸・昌子
 曼珠沙華群生なして力あり		          ☆研二
 秋日濃し頬のほてりも心地良き			昌子

研二
 大群の人を見てゐる曼珠沙華			真知子・☆貴幸
 曼珠沙華万本咲いて色ひとつ			貴幸・☆朱実
 睦みあひしべ蘂からみあひ曼珠沙華			貴幸・☆幸江
 せせらぎのと鋭き畦行くや蕎麦の花		朱実
 馬の腹深くえぐれて秋気満つ			幸江



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