無月の会 2002年11月 定例句会
 
無月の会             平成十四年十一月十四日
					  新宿にて

参加者 朱実・貴幸・真知子・昌子(選句のみ)・幸江
☆は特選

朱実
 一の酉小雨も人も絶え間なく       真知子 ☆幸江
 木の実踏む音は乾いて基地の空      貴幸 真知子 
 牡蠣飯や安芸の宮古島潮満ちて      貴幸 真知子
 立読みの古書店街に片時雨        昌子 幸江

貴幸
 離れゆく枯葉の円心大樹あり       真知子 幸江 朱実
 冬薔薇なにか大事に青さ抱く       昌子 幸江

真知子
 残る牡蠣つるりと食べて我勝利      ☆昌子
 秋気澄む水鳥の影薄くなり        幸江 朱実
 参道に道なり並ぶ紅葉かな        昌子
 牡蠣の数ピタリ半分二人鍋        貴幸
 長き夜ムスク一滴垂らしをり       貴幸

幸江
 大ぶりの牡蠣ごつごつと魚市場       ☆真知子  ☆朱実
 秋晴るる飛行機雲の六十度         ☆貴幸 昌子 朱実
 蔦紅葉して球場の日暮かな         朱実


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